供養を、暮らしの中へ。

リビングに、小さな祈りの場を。

故人・家族・お寺をつなぎ、
迎えてから還るまでを支える、新しい供養のデザインです。

お骨をお墓や永代供養墓に納めても、
故人に手を合わせる気持ちまで、
日々の暮らしから遠くならないように。

胎内舎利仏は、大切な故人を仏さまとしてご自宅に迎え、
暮らしの中で供養を続け、
最後はお寺へ還すために生まれました。


この供養が生まれた背景

現代では、お墓が遠方にあることや、
永代供養墓にお骨を納めることによって、
故人に手を合わせる場所が、
日々の暮らしから離れてしまうことがあります。

お骨を安心できる場所に納めながらも、
故人を身近に感じ、
毎日の暮らしの中で手を合わせられる場所を残したい。

その思いから、胎内舎利仏は生まれました。


胎内舎利仏とは

胎内舎利仏は、大切な故人のお骨の一部を小さな舎利瓶に納め、
お寺で開眼された仏さまの胎内に安置する供養仏です。

仏像の背面から舎利瓶を納め、
故人を仏さまとしてご自宅に迎えます。

家族が集まるリビングなど、
日常の暮らしの中に静かに置くことで、
故人に手を合わせる小さな祈りの場が生まれます。

胎内舎利仏は、単にお骨を保管するためのものではありません。

お寺で迎え、家庭で祈り、最後はお寺へ還す。

故人と家族のつながりを、
将来まで途切れさせないための供養の仕組みです。


仏さまとして迎え、最後はお寺へ還す

胎内舎利仏の供養の流れ

1.お寺で開眼する

お寺で開眼作法を行い、
故人をお迎えするための仏さまとします。

開眼の証として印を押し、
ご家族へお渡しします。

2.舎利瓶を胎内へ納める

故人のお骨の一部を舎利瓶に納め、
開眼された胎内舎利仏の胎内に安置します。

3.リビングに小さな祈りの場をつくる

家族が集まるリビングなど、
日々の暮らしの中に胎内舎利仏をお迎えします。

お墓やお寺が遠くても、
故人に手を合わせる場所は、暮らしの中に残ります。

4.将来はお寺へ還す

年月がたち、ご自宅での供養が難しくなった時には、
胎内舎利仏をお寺へお戻しいただけます。

お戻しいただいた後も、
胎内舎利仏はお寺で大切に安置され、
供養が続けられます。


何十年後も、お寺へ還るために

お戻し供養を支える管理の仕組み

胎内舎利仏の台座には、
一体ごとに管理番号を記したプレートを取り付けます。

管理番号は、
寺院ごとに割り当てたアルファベットと番号を組み合わせ、
「A001」「A002」のように管理します。

専用サイトで管理番号を確認することで、
開眼を行ったお寺の名称、所在地、電話番号などを調べることができます。

何十年後に、ご本人やご家族が供養を続けることが難しくなった場合でも、
管理番号を手がかりにお寺へ連絡し、
お戻し供養へつなげることができます。

寺院の住職交代や連絡先の変更があった場合には、恐山門戸優婆寺にご連絡をお願い致します。

当山に安置をしご供養を続けます。

これは製品を管理するためだけの番号ではありません。

故人の供養を、家庭からお寺へ確実につなぐための番号です。


細部に込めた意味

胎内舎利仏という名前

「胎内」は、仏さまの内側を意味します。

「舎利」は、尊いお骨を意味します。

故人のお骨の一部を仏さまの胎内に安置し、
故人を仏さまとしてお迎えすることから、
「胎内舎利仏」と名づけました。


叉手合掌

胎内舎利仏の合掌には、
仏さまと故人を重ねて手を合わせる意味を込めています。

故人を単なる思い出としてではなく、
手を合わせる仏さまとして迎えるための姿です。


光背に記された言葉

南無胎内舎利仏 哀愍護念
(なむたいないしゃりぶつ あいみんごねん)

胎内舎利仏に手を合わせ、
胎内舎利仏となった故人が、
ご家族を慈しみ、見守ってくださるようにという願いを込めています。


お迎えした日・降誕日

胎内舎利仏をお迎えした日は、
故人を仏さまとしてご自宅にお迎えした
新たな「降誕日」として記します。

悲しみの中にある別れの日だけではなく、
故人と新しいかたちで出会い直す日を残します。


管理番号のプレート

管理番号は、胎内舎利仏と開眼寺院を結び、
将来のお戻し供養へつなぐための印です。

長い年月を経ても、
故人の供養の行き先を見失わないために設けています。


故人へ手を合わせる場所を、暮らしの中に。

お骨をお墓やお寺に納めても、
故人を想い、手を合わせる場所は、
家族の暮らしの中に残すことができます。

お寺で仏さまとして迎え、
リビングで日々手を合わせ、
いつかは再びお寺へ還る。

胎内舎利仏は、
故人・家族・お寺をつなぐ
「供養の循環」をデザインします。


※「胎内舎利仏」は商標登録済みです。
※故人のお骨を舎利瓶に納め、仏像の胎内に安置する構造は意匠登録済みです。